『これが日本の生きる道』
～ 「人づくり改革」と「収益性重視」の戦略を考える～
《終了報告》
2018年11月7日（水）、indexProフォーラム2018を開催いたしました。今回のテーマは『これが日本の生きる道』。多くの皆様にご来場いただきました。ご参加くださった皆様へ心より御礼申し上げます。
今回のテーマのねらいとしは、景気動向の不安定がささやかれる中、成功している企業はあります。それは、何か。まずは、売上重視ではなく、収益重視の考え方への変換です。生産性の向上が重要となります。
そこで、今回は2名の特別講師をお招きし、世界経済の実態、特に中国と日本経済とを比較しながら、課題解決に向けた考え方や、実際のビジネスモデルをご紹介させていただきました。
第Ⅰ講演、津田 建二 氏 （国際技術ジャーナリスト・アナリスト）から、「電子立国の責任分析と復活方法を探る」について、お話しいただきました。
今回は、電機産業界にフォーカスし、日本企業の組織構造、または、慣習の変革の必要性について紐解いていただきました。日本の巻き返しのカギとは何か。現在日本の状況が世界と大きく乖離している実情、成功している外資系企業の経営者から学ぶべきポイント、今後のビジネスモデルを提唱いただきました。
第Ⅱ講演、横 伸二氏 より著書の「ワンクリック革命」に基づき、ネット電子部品取引が変える”日本のモノづくり”について、お話しいただきました。
横 伸二氏はＴＤＫにて、電子部品の市場に関し、長年世界各地でグローバル市場開拓に重要な役割を果たしてこられました。現在も、大学や企業のブレインとしてご活躍中です。広い見識と、ユーモラスなお話しぶりで、会場を大変盛り上げてくださいました。
報告しております私もワクワクと、引き込まれました。
ビジネスにおけるインターネット活用に乗り遅れた日本企業が、今後、世界で生き残っていくための、根本的なビジネスセンス・考え方を、大変分かりやすく噛み砕いてお話頂きました。ご自身の豊富なビジネス経験に基づく、日本流と世界との相違点、または、現在の中国の動向や、脅威となってきている現状を、『赤船到来』と表現され、皆さま納得されたことでしょう。
改めて、ご参加の皆様より毎年このようなフォーラムを続けてほしいとの声を多くいただき、有難く思っています。
来年は、皆さまのお陰様をもちまして、創立20周年を迎えます。 基調講演をふくめた20周年パーティーを企画致しますので、是非ご期待くださいませ。
【参加者の声】
- ネット商社の利便性、中国の実情、学ぶべきことが理解できた。
- 様々なデータ分析結果から様々な情勢・要因の予測が納得でき、参考になった。
- 中国社会でのIoTが急速に進んでいることを実感とともに国家の政治的危うさを感じた。
- 会社でマーケティング、営業法の改善を進めたい。
- 生々しい中国の情況と土台の違いが理解した。開発期間短縮とネットビジネスをしっかり考えたい。
- 横先生のセミナーは大変分かりやすく、90分が短く感じた。
- 世界半導体業界の情勢を知ることができた。
- 中国の進化について、文化、気質まで掘り下げた分析が非常に分かり易かった。
- 中国のスピードとそれについていけない日本、しかし「どうしたら良いか」まで提案されて、とても勉強になった。
- 全ての話が自社のビジネスで日々感じていることをことごとく裏付けるものだった。
- 斬新な意見を傾聴できて興味深った。
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